杉谷が9回2死満塁からサヨナラタイムリーを放つもナインからの祝福はなし
■日本ハム 4-3 オリックス(オープン戦・29日・札幌ドーム)
日本ハムは29日、オリックスとのオープン戦(札幌ドーム)を4-3でサヨナラ勝利しオープン戦初勝利を飾った。1点を追う9回2死満塁から杉谷が右中間を破るサヨナラ2点タイムリーを放ち決着。お決まりのように杉谷はナインから無視される形となった。
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先制したのはオリックス。2回に先頭のT-岡田が1号ソロ。5回には若月、西村の連打などで2死三塁のチャンスを作ると安達が三塁へ適時内野安打を放ち2点目を奪った。さらに6回は2死一、三塁から若月が右前タイムリーを放ちリードを広げた。
だが、日本ハムも6回に反撃。無死一塁から西川が左中間へタイムリー二塁打、横尾の中前適時打で2点を返す。9回はオリックス澤田を攻め2死満塁の好機を作ると杉谷が右中間を破るサヨナラ2点タイムリーを放ち勝利した。歓喜に沸く杉谷だったがベンチのナインは“無視”を決めつけ、杉谷は呆然とした表情を見せていた。
オリックスは開幕投手を務める先発の山岡が5回1安打無失点の好投。2年連続2度目の大役に向け順調な調整を見せつけた。3番手で登板した新助っ人のヒギンスは155キロの直球を武器に1回無安打無失点とアピールに成功した。日本ハムは開幕投手を務める先発の有原が3回3安打1失点とまずまずの内容を見せた。
北海道では29日と3月1日の外出を控えることを要請する「緊急事態宣言」が出されている。無観客の中で行われた試合では試合前の選手へのぶら下がり取材、監督の囲み取材はなく、試合後も報道陣には可能な限り、少人数での取材を要請されていた。
2020-02-29 08:30:00Z
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