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2020年02月28日(金)17:57 pm
先週からスペインのバルセロナでF1公式プレシーズンテストが行われているが、フェラーリはここまであまりペースが上がらず、F1関係者やライバルチームはフェラーリがわざと手の内を見せないようにしているのではないかと疑いの目を向けている。
だが、27日(木)のセッションではついにフェラーリのセバスチャン・ベッテルが全体のトップタイムを刻んでみせた。
そのベッテルはセッション後に「僕たちは時々パフォーマンスを上げてもいたんだ。でも、誰も注目していなかったラップでね」とコメントしている。
しかし、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、フェラーリはこのテストでは最後まで本当の力を見せることはないだろうと次のように語った。
「昨年は彼ら(フェラーリ)がすごく大きな期待を抱かせたが、今回はまったく逆のことをしているように見えるよ」
しかし、フェラーリのマッティア・ビノット(チーム代表)はこうした見方に対し、「我々が自分たちのパフォーマンスを控えめに見せているというのは真実ではないよ」と反論している。
さらに、ベッテルも次のように主張した。
「クルマの感触が全体的によくなったのは事実だよ。だけど、空気抵抗が大きすぎるからストレートでは望んでいるような速さはないんだ」
「メルセデスがかなりいい位置にいるように見える。だけど、僕たちのチームにも力はあるし、それに対応できるはずさ」
そして、メルセデスF1チームのトト・ヴォルフ(チームCEO)も、現時点ではフェラーリよりもレッドブル・ホンダの方がやや上に位置しているのは確かだろうと見ている。
「燃料で遊んだりしていないからレッドブルは分析しやすいんだ」
「我々としては、彼らの方がフェラーリよりも少し強いだろうと見ている。メルボルンで(本当のことが)分かるだろうがね」
メルセデスに移籍してから今年で4年目のシーズンを迎えるバルテリ・ボッタスも「自分たちにどれくらいの力があるのかが分かっているのはそのチーム自身だけだ」と語り、次のように付け加えた。
「F1というものは奇妙なゲームとなることも多いし、テストでのみんなのコメントをあまり真剣に受け止めるべきではないよ」
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2020-02-28 08:57:00Z
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