日本の男子400メートルリレー(4×100メートルリレー)が、今夏のパリオリンピック(五輪)の出場権を獲得した。

今大会には32カ国が出場。日本は8カ国による予選4組で38秒10(速報値)の1着となり、上位8カ国で争う決勝進出を決めた。1走のサニブラウン・ハキーム(東レ)が優位な位置でバトンを渡し、2走の柳田大輝(東洋大)へ。3走以降の上山紘輝(住友電工)、三輪颯太(慶応義塾大)も冷静なバトンワークを見せ、今大会上位14カ国以内に与えられるパリ大会への出場切符を手中に収めた。決勝は5日(日本時間6日)に行われる。

これで10大会連続の代表入り。前回の東京大会では、決勝でバトンミスがあり、失格となっていた。過去最高成績は16年リオデジャネイロ大会の銀メダルで、パリ大会では史上初の金メダル獲得を目標に掲げている。