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Tuesday, November 1, 2022

駐中国大使「共存以外に選択肢なし」 日中国交50年でレセプション - 時事通信ニュース

2022年11月01日18時25分

1日、北京の日本大使公邸で行われた日中国交正常化50周年記念レセプションで、壇上に並ぶ垂秀夫大使(右)と中国外務省のトウ励外務次官

1日、北京の日本大使公邸で行われた日中国交正常化50周年記念レセプションで、壇上に並ぶ垂秀夫大使(右)と中国外務省のトウ励外務次官

 【北京時事】在中国日本大使館は1日、日中国交正常化50周年を記念するレセプションを北京の日本大使公邸で開いた。垂秀夫駐中国大使は「日中両国は引っ越しのできない隣国で、永遠の隣人だ。共に和を重んじる国民同士、共存していく以外に選択肢はない」とあいさつした。

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 垂大使は50年間の日中関係を「ジェットコースターのように急な改善と悪化を繰り返してきた」と振り返り、今後は「ゆっくり地道に走る普通電車が良い」と指摘した。論語の一節「和して同ぜず」を引用し、「互いに立場が異なっても誠実に意思疎通を行い、主体性を持って安定的な関係を構築していけばいい」と呼び掛けた。
 中国側高官はトウ励外務次官が出席。スピーチを終えた垂大使と握手したが、緊張を帯びる日中関係を反映し、あいさつはしなかった。

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