28日にニューヨークで行われた米大リーグのヤンキース―エンゼルス戦で、エンゼルスの先発投手、バンディが二回のマウンドで嘔吐し、交代するハプニングがあった。
2番・指名打者で出場した大谷が初回、右越えにこの時点でメジャー最多に並ぶ26号ソロ本塁打を放つなどした後の二回裏、28歳のバンディが、マウンド付近で下を向いて何度か嘔吐。マドン監督がすぐに交代を告げた。
バンディは初回、二回と1点ずつ失点。帽子のひさしから汗がしたたり落ち、顔が真っ赤になっている様子がテレビ画面にも映し出されていた。
この日のニューヨークは、大リーグ公式サイトによると、午後7時過ぎの試合開始時点で気温32度。エンゼルスの公式サイトは「異常な暑さだった」と表現した。球団によると、バンディは熱中症だったという。
大谷は第2打席以降、ヒットがなく5打数1安打2三振。試合はエンゼルスが5―3で勝った。
2021-06-29 00:43:00Z
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