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Thursday, March 25, 2021

ハイテクで中国代替は必須 米国務長官「同盟国と選択肢育てる」 - SankeiBiz

 ブリンケン米国務長官は24日、ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部で演説し、米国は中国との競争に勝つことが望みで、単に中国を打ち負かそうとしているわけではないと説明。中国と取引する恩恵とリスクを比較検討すべき時期にあるとし、米国と同盟国が協力し技術を発展させていくことの必要性を訴えた。

 長官は中国の華為技術(ファーウェイ)が圧倒的優位に立つ可能性のある第5世代(5G)移動通信について触れ、「5Gを考えてみれば分かるが、中国の技術は監視という点で深刻なリスクをもたらす」と指摘。「われわれはスウェーデンやフィンランド、韓国、米国などからハイテク企業を集め、公共・民間投資により安全で信頼できる代替の選択肢を育てるべきだ」と語った。

 また、「米国が同盟国に対中国で敵につくのか味方になるのかというような選択を強いることはない。われわれが依拠するのは新機軸であり、最後通告ではない」と述べた。

 NATOのストルテンベルグ事務総長は2日間にわたって行われたNATO外相会談の後、記者団に対し、中国の台頭は加盟国の安全保障に「深刻な結果」をもたらしたとし、増大する中国の脅威にNATOとして対応する必要があると述べた。(ブルームバーグ Nick Wadhams)

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