巨人・田口麗斗投手（２５）とヤクルト・広岡大志内野手（２３）の交換トレードが１日、両球団から発表された。昨季まで２年連続最下位に沈んだヤクルトは投手陣の再建が急務で、２０１６、１７年に２桁勝利を挙げた左腕は補強ポイントに合致。右打ちの若手内野手の獲得を目指していた巨人と思惑が一致した。田口は先発起用される方針で、背番号は３４に決定。３日に新天地に合流する。
春季キャンプの打ち上げから一夜明け、衝撃の一報が日本全国を駆け巡った。巨人の田口が、広岡とのトレードでヤクルトに加わる。
「ジャイアンツでの７年間は非常に濃い時間でした。ジャイアンツの皆さんには本当に感謝しています。東京ヤクルトスワローズでも、田口麗斗を応援してもらえるよう頑張ります」
田口は巨人を通じて意気込みを示した。２０１４年に広島新庄高からドラフト３位で巨人入り。１７１センチと小柄ながら直球やスライダーなどに切れがあり、３年目の１６年に１０勝をマーク。翌１７年は１３勝４敗と高い勝率（・７６５）を誇った。
その後はリリーフもこなすなどプロ７年間で１６２試合に登板し、３６勝３７敗２セーブ１６ホールド、防御率３・４９。１９年秋の国際大会「プレミア１２」では３試合に救援登板し、計４回を無失点に封じた。
2021-03-01 20:05:00Z
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