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Monday, October 5, 2020

阪神・高橋、江夏以来虎53年ぶりG倒9回14K!1失点4勝プロ初完投 - サンケイスポーツ

阪神・高橋、江夏以来虎53年ぶりG倒9回14K!1失点4勝プロ初完投 - サンケイスポーツ

2020.10.6 05:03(1/2ページ)

左腕が黒土に届くほど重心の低いフィニッシュで、高橋が巨人打線を手玉に取った(撮影・門井聡)

左腕が黒土に届くほど重心の低いフィニッシュで、高橋が巨人打線を手玉に取った(撮影・門井聡)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神6-1巨人、20回戦、巨人14勝6敗、5日、甲子園)スゴいぞ、遥人! 阪神の3年目左腕、高橋遥人投手(24)が5日の巨人20回戦(甲子園)で5安打1失点と好投し、初の完投勝利。6-1での快勝に貢献した。今季両リーグ最多タイの14奪三振。巨人戦で阪神の投手が9イニングで14三振を奪うのは、1967年の江夏豊以来、53年ぶりの快挙となった。首位を独走する宿敵に、一矢を報いた。

 半世紀以上の時を超え、甲子園で“江夏の奪三振ショー”が再現された。53年前に王や長嶋がそうしたように、岡本や坂本が顔をしかめる。高橋が巨人から14奪三振。プロ初完投も達成し、お立ち台で笑顔を見せた。

 「素直にメチャクチャうれしい。(三振は)10いったかいってないかくらいと思っていたので、ビックリしています」

 ショーは二回、先頭の岡本から見逃しで奪って開演。切れのいい直球が武器だが、この日は最速145キロに「6割」の力という130キロ台に抑えた直球をまぜた。「真っすぐをよく見せるための真っすぐ。(うまくいって)奇跡です!」。春季キャンプから練習してきた110キロ台のカーブも駆使。「カーブで試合を組み立てるパターンが入ってきたのは、すごくうれしい。練習してきてよかった」。14個目は136キロのツーシームで坂本を空振りで仕留めた。

 阪神の投手が巨人から9回終了の試合で14三振を奪うのは、1967年10月8日の江夏豊(完投、甲子園)以来、53年ぶり。過去には村山実も14三振を奪っている。無四球でとなれば、58年6月10日の小山正明(完封、後楽園)以来だ。

【続きを読む】

  • 勝利を決めた後の高橋(左)。捕手の坂本と笑顔でねぎらい合った(撮影・中井誠)
  • 巨人・岡本から3三振=甲子園球場(撮影・宮沢宗士郎)

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2020-10-05 20:03:23Z
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