スペイン1部 マジョルカ0-2Rマドリード ( 2020年6月24日 )
マジョルカの日本代表MF久保建英(19)は24日、敵地で行われたレンタル元のレアル・マドリード戦にフル出場を果たした。得点こそなくチームも0―2で敗れたが、後半17分には世界屈指のDF陣相手にドリブルで3人抜き。敵将のジネディーヌ・ジダン監督(48)から称賛を受けるなどまた評価を高め、外国人枠(EU圏外枠)の障害がある来季のレアル復帰へ、猛烈にアピールした。
“銀河系”の守備陣もまるで止まっているかのようだった。後半17分、敵陣でボールを拾った久保は、鋭い反転でいとも簡単にドイツ代表MFクロースを抜き去ると、ダブルタッチでスペイン代表DFセルヒオラモス、さらにフランス代表DFマンディもかわして最後は右足を強振。シュートは惜しくも枠を外したが、世界トップ3人相手に驚異の3人抜きで、その成長ぶりを改めて証明してみせた。
久保にとって何よりアピールが重要な試合だった。昨夏、FC東京からRマドリード入り。開幕前の合宿はトップチームに同行し実力も認められたが、3人のEU圏外枠との兼ね合いもあり、マジョルカに1年の期限付き移籍となった。そのマジョルカではこの日で7戦連続先発。攻撃陣の主軸に成長し、来季の去就にもより注目が集まり始めた。
ブラジル代表FWビニシウスのスペイン国籍取得が間近に迫っているとされ、その1枠を巡って久保も含めた熾烈(しれつ)な争いが水面下で勃発。その中で、久保は3人抜きのほか前半16分に直接FKを蹴るなど存在感を示した。ジダン監督は「彼は素晴らしい試合をした。俊敏だし常にゴールに向かってプレーしている」と称賛。来季の去就については「この先どうなるか見てみよう」と明言を避けたが、その成長ぶりに驚きを隠せない様子。地元メディア「デフェンサ・セントラル」も「レアルDF陣に最も脅威を与えた。彼の質は無限大」と大絶賛で、マルカ紙もチームトップ評価の2点(3点満点)を与えた。
アス紙によれば、久保の獲得に興味を示すクラブはパリSGやACミランなど名門の名前がズラリ。ただ久保の視線はレアルのトップチーム昇格のみのようで、残りのシーズンでのさらなるアピールが期待される。
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2020-06-26 00:21:27Z
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