マレーシアの格安航空会社 エアアジア・グループは長距離部門 エアアジアＸに関する選択肢を検討している。事情に詳しい関係者が明らかにした。Ｘ部門の財務強化に向けた財務アドバイザー起用などが選択肢に含まれるとしている。
マレーシアの政府系ファンド（ＳＷＦ）、カザナ・ナショナルからの支援確保やＸ部門とエアアジア・グループの統合案なども見据えている。部門閉鎖もあり得ると、非公開情報だとして関係者が匿名を条件に語った。
Ｘ部門は2019年の純損益が約４億9000万リンギット（約125億円）の赤字。関係者によると、同部門についてエアアジアは複数の投資銀行と戦略的選択肢について協議している。
関係者の１人は、新型コロナウイルス感染拡大で世界の旅行需要が急減する前に協議は始まっており、Ｘ部門の財務を支えるための債券発行も検討されているという。
エアアジアの担当者はコメントを控えた。カザフ・ナショナルの担当者にコメントを要請したが、これまでのところ返答はない。
原題：AirAsia Is Said to Explore Options for Long-Haul Unit AirAsia X（抜粋）
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March 26, 2020 at 03:48PM
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マレーシアのエアアジア、長距離部門に関する選択肢探る－関係者 - ブルームバーグ
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